

ハイブランドの最高峰エルメスで、初めてのお買い物は緊張しますよね。
本記事では、エルメス初来店前に知りたい暗黙のルールやポイント、さらに初めて買うおすすめアイテムを解説しています。
Contents
エルメスで初めて買うときのポイント4つ
エルメスへの初来店は誰もが緊張しますよね。

「そんなこと知らなかった!」とならないために、エルメス初来店時のポイントを押さえておきましょう。
1.規制がない場合はそのまま入店OK
エルメスの店舗は、特別な規制がない限り予約なしで入店できます。
店舗により、入口前に行列ができていることもあるので、各店の指示に従いましょう。
行列ができていない場合でも、入口で「本日は何をお探しですか?」と聞かれる店舗もあります。

エルメスには、コスメやボディケアアイテムもあり、エルメス内では低価格なので初来店でみるにはおすすめです。
2.来店予約対応は店舗により異なる
エルメスの来店予約は、店舗により対応が異なる場合があります。
具体的には以下の通りです。
- 予約アイテムの受け取り時のみ来店予約が可能
- 来店後に担当さんを呼ぶことができる
- 混雑時は時間制限が設けられる
エルパトと呼ばれる、人気アイテムの在庫有無の確認のために足を運ぶ人たちが予約枠を占めることが多かったことも背景としてあったり、
購入意欲が低い場合の拘束時間が長くなりがちであったり、多様な背景によりルール変更は比較的ある印象です。
本来の一般的なお買い物だと、欲しいアイテムの在庫有無を確認してから店舗に伺うなどができますが、エルメスではアイテムの稀少性の高さから「普通」が通用しない点に注意しましょう。
3.バッグ類は簡単には買えない
エルメスのバッグ類や人気の革製品は、残念ながら初来店での購入は極めて困難です。
特にバーキンやケリーなどの最難関のバッグは、購入履歴がある顧客に優先的に案内されるのが通例です。

数年前までは、ガーデンパーティやピコタンなど比較的入手しやすいモデルもありましたが、近年はバッグ全般に巡り合う確率が低くなってきています。
顧客フリーと呼ばれる購入実績のない人が購入できるケースがありますが、一日に何度もエルメスに訪問するエルパトをする覚悟が必要です。
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4.購入制限アイテムがある
エルメスには、1人あたりの購入数に制限のあるバッグが存在し、「枠バッグ」と呼ばれています。
具体的には、バーキン・ケリーが枠バッグにあたり、顧客であっても年間2個までしか買うことができません。
「2個までしか買えないのか」と落ち込むかもしれませんが、そうそう枠バッグ自体には巡り合えない点は頭に入れておきましょう。
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エルメスの暗黙のルール5つ
エルメスには、長年の伝統とブランドポリシーに基づく独自のルールがあります。
初めての来店で戸惑わないよう、主なポイントを解説します。
1.購入決断の30分ルール
エルメスでは、顧客フリーのバッグを紹介されたら30分以内に購入の可否を伝える必要があると言われています。
エルメスのバッグは職人が手縫いで製作しているため、量産できず入荷も不定期です。
そのため、バッグに巡り合うことが稀なのですが、偶然遭遇できても即決即断が求められます。
もちろん取り置きはできませんし、長く悩んでいると次に順番待ちのお客さんに回されてしまいます。

2.顧客には担当店員がいる
エルメスでは「担当制をとっていない」と公言していますが、周知の事実として顧客にはいわゆる「担当さん」がつくことで知られています。
希望するスペックで人気のバッグを手に入れるには、店舗内で「担当さん」をつくりその人から購入することで購入実績が積む必要があるのが当然のこととして知られています。
ただし、担当さんも「人」です。担当さんを闇雲につくるのではなく、相性の良い店員さんに自分から名刺をいただくのも良いかもしれませんね。
とはいえ、実績を積めば確実に希望するバッグを売ってくれるわけではない点には注意しましょう。
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3.バッグ購入は長期戦を覚悟する
エルメスのバッグ類は基本、店舗に並んでおらず、並んでいても展示品であることがほとんどです。
そのため、エルメスのバッグを直営店で購入したいなら、以下3つの方法をとる必要があります。
- エルメスでの担当さんをつくり、その人からの購入実績を積む
- エルメスパトロール(エルメス店舗に頻繁に出向く)で、バッグの在庫の有無を聞く
- エルメスオンラインでの購入を試みる
どの選択肢も簡単ではありません。
購入実績を積むには資金が必要ですし、エルメスパトロールでバッグを探すには時間が必要ですし、希望のスペックでのバッグと出会える保証はありません。
エルメスオンラインでも、目ぼしいアイテムが見つかってカートに入れられても決済に進む前に売り切れになるケースがほとんどです。
いずれにしても人気のバッグを購入するには、時間と労力が必要で、ゴールが見えない茨の道になることも視野に入れるようにしましょう。

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4.カード複数決済はNG
エルメス直営店において、支払い方法は以下です。
- クレジットカード1枚
- 現金
- クレジットカード1枚+現金
つまり、クレジットカード2枚併用での支払いはNGです。
たとえば、バーキン・ケリーなどの稀少バッグと出会えてもカードの上限が200万円の場合は、現金もある程度手出しできる状態にしておく必要があります。

5.海外のエルメスでは同額課金を求められることがある
海外のエルメス直営店でバッグを購入したい場合、バッグと同額の他商品の購入を求められるケースがあります。
たとえば、「このバッグは60万円なので、60万円分の他アイテムの購入をしたら希望のバッグをだしますよ」というスタイルです。
日本では独占禁止法が適用されるため、このような販売スタイルは見受けられませんが、他国のエルメスでは普通にあるようです。
独占禁止法とは
「消費者がほしがる人気の商品を、消費者のほしがらない商品と一緒に販売する行為」は抱合せ販売にあたり、日本では不公正な取引方法の一つにあげられています。
エルメスのバッグが買えない理由4つ
エルメスのバッグは世界中で最も人気の高いラグジュアリーブランドの一つです。
バッグの入手が困難な背景には、以下の4つの大きな要因があります。
1.円安による影響
近年の円安傾向により、エルメスのバッグの日本での価格は上昇しています。
フランスで製造されるエルメスのバッグは、ユーロ建ての価格設定が基本となっているため、為替の変動が直接的に購入価格に影響を与えます。
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2.需要が供給を上回っている
エルメスのバッグは、職人による完全ハンドメイドで製作されます。

つまり、ひとつのバッグの完成までに、熟練の職人が数十時間かけて丁寧に作り上げていきます。
そのため、生産数には自ずと限界があり、世界的な富裕層の増加による需要の急増に、供給が追いついていないのが実情です。
特に人気モデルのバーキンやケリーは、オーダーから入手まで数年待ちというのも珍しくありません。
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3.材料費の高騰
エルメスが使用する最高級のレザーは、厳選された牧場から供給される希少な素材です。
近年の世界的な気候変動や環境規制の強化により、高品質な革の生産量が減少し、材料費が上昇しています。
また、金具に使用される貴金属の価格高騰も、製造コストを押し上げる要因となっています。
4.ブランド戦略
エルメスのバッグは「限られた人だけが手に入れられる特別なアイテム」としての地位を築き、稀少性であるバイアスが確立されました。
つまり、そんなエルメスの稀少なバッグをもつことが、社会的な成功やステータスの象徴となることで、エルメスのアイテムは富の象徴を意味します。
さらに、お金があっても高い購入実績を築ける顧客にならないと手に入らないのがエルメスのバッグです。
他のハイブランドにはないブランド戦略が、より一層ブランドの価値を高めているのでしょう。
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エルメスで初めて買う時のおすすめは?


小物アイテム類7つ
エルメスの魅力を手軽に楽しめる小物アイテムをまずはみてみましょう。
バッグほど予算をかけずとも、エルメスならではの品質とデザインを日常的に取り入れることができます。

ツイリースカーフ
エルメスの入門アイテムとして人気の細長いスカーフです。
バッグのハンドルに巻きつけたり、ヘアアクセサリーとして使用したり、様々なアレンジが可能です。
定番のシルク素材は、季節を問わず一年中活躍。カラフルなプリントデザインは、シンプルなコーディネートのアクセントとしても重宝します。
価格は4万円前後と、エルメスの中では比較的お求めやすい設定です。オンラインでも購入可能で、店舗での在庫も豊富なため、初めてのエルメス購入に最適なアイテムといえるでしょう。
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ツイリードール
バッグチャームとして人気の高いツイリードールは、2021年から販売が開始されたアイテムです。
サイズは、53cmx2cmでツイリーのミニ版として登場しました。
様々な結び方ができるシルクのアクセサリーで、いつものスタイルに個性豊かなアクセントを添えてくれます。
季節やコレクションによって異なるデザインが展開され、コレクターアイテムとしても人気があります。
シルク素材を使用しているため、雨や汚れには注意が必要ですが、大切に使えば長く愛用できる逸品です。
オラン
エルメスを代表するサンダルの一つ、オランは洗練されたデザインと高い実用性を兼ね備えています。
特徴的なHモチーフのアッパーは、エルメスらしい品格を演出。レザーの質感と職人技が光る縫製は、履くほどに足に馴染んでいきます。
カジュアルなデニムスタイルから、リゾートワンピースまで幅広いコーディネートに対応できる汎用性の高さも魅力です。

シプレ
フラットサンダルで公園で子どもと遊ぶママにも、カジュアルなファッションに抜け感を出すアイテムとしても使えるアイテムです。
レディースだけでなく、メンズでも人気のあるアイテムで、日常使いしやすいサンダルです。
バスティア
コインケースとして人気の高いバスティアは、エルメスの革小物の中でも特に使い勝手の良いアイテムです。
マカロンのような愛らしいフォルムは、バッグの中でも場所を取らず、コインの出し入れもスムーズです。
エプソン、シェーブル、スイフトなど、様々なレザーで展開されており、好みの質感を選べるのも魅力。豊富なカラーバリエーションの中から、お気に入りの一色を見つけることができます。
ベアンウォレット
エルメスを代表する長財布、ベアンウォレットは、シンプルながら存在感のあるデザインが特徴です。
Hモチーフの金具は控えめながら品格があり、内装の使い勝手も抜群です。
カード収納力が高く、紙幣やレシートもすっきりと収まるため、ビジネスシーンでも重宝します。エプソンレザーは傷つきにくく、デイリー使用に適しています。
エルメスの財布の中では比較的入手しやすく、長く使える定番モデルとして人気があります。
シェーヌ・ダンクル ブレスレット
エルメスのアイコニックなジュエリー、シェーヌ・ダンクルブレスレットは、チェーンモチーフが印象的なアイテムです。
シルバーやゴールド、ダイヤモンドをあしらったモデルまで、幅広いバリエーションが展開されています。
単体での着用はもちろん、重ね付けでも様になるデザインは、様々なスタイリングに対応可能。比較的手に入りやすい価格帯のモデルも多く、エルメスのジュエリーコレクションの入門として最適なアイテムです。
カジュアルバッグ類8つ
エルメスには、カジュアルながら上質な素材とデザインで人気の高いバッグラインがあります。
デイリーユースに最適なこれらのバッグは、エルメスデビューにもおすすめです。
ピコタンロック
ピコタンロックは、馬の飼い葉桶をモチーフにした、ユニークで愛らしいフォルムが特徴的なバッグです。
シンプルな構造ながら、職人技が光る美しい革の曲線と、南京錠モチーフの金具が洗練された印象を演出します。
開口部が大きく荷物の出し入れがしやすい実用性も魅力。
他のエルメスバッグと比べると比較的入手しやすく、カジュアルからセミフォーマルまで幅広いシーンで活躍する万能バッグとして支持を集めています。
ボリード
レザーには傷つきにくいエプソンやトゴを使用することが多く、長く愛用できる堅牢な作り。控えめな佇まいながら確かな存在感を放つ、大人の品格が漂うバッグです。
丸みを帯びたエレガントなフォルムと、大きく開く実用的な開口部が特徴で、大きく2種類のデザインがあります。
- ボリード
- ボリード1923
どちらもショルダーストラップ付きの2WAY仕様で、ビジネスシーンでも活躍します。
ボリード1923は、1923年に自動車用のバッグとして誕生した歴史あるモデルです。
対して、ボリードは以下のデザインです。
2種類のボリードの違いは以下の通りです。
ボリードとボリード1923の違い | ボリード | ボリード1923 |
バッグ表面中心部のステッチ | あり | なし |
ネームタグ「マカロン」 | あり | なし |
ハンドルの長さ | 長い | 短い |
ファスナーの長さ | 短い | 長い |
内ポケットの数 | 1つ | 2つ |
リンディ
バーキンやケリーに次ぐ人気を誇る、エルメスの代表的なバッグの一つです。
両サイドが膨らんだユニークなフォルムは、使い込むほどに味わい深い表情を見せます。
ハンドルとショルダーストラップを備えた2WAY仕様で、荷物の量に応じてサイドのベルトで容量調節も可能。
シンプルながら独創的なデザインと機能性の高さから、エルメスファンの間で根強い人気を誇っています。
ガーデンパーティ
エルメスを代表するトートバッグで、A4サイズが余裕で入る実用的なサイズ感が特徴です。
キャンバス素材のトワルアッシュとレザーを組み合わせたデザインと、オールレザーの2種類がメインです。
普遍的なデザインは、ビジネスシーンから休日まで幅広く活躍しますね。

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アリーヌ
2019年に登場した比較的新しいモデルで、スポーティーでモダンなデザインが特徴的です。
軽量で耐久性の高いキャンバス地を使用し、ショルダーストラップは長さ調節が可能。
カジュアルな装いに自然に馴染み、デイリーユースに最適です。サイドのレザーパーツとエルメスのロゴが、さりげない高級感を演出しています。
エールバッグ
エルメスのカジュアルラインを代表する人気シリーズです。
機能性と耐久性に優れたナイロンキャンバス素材を使用し、軽量でありながら十分な収納力を確保。スポーティーなデザインながら、レザーのトリミングがラグジュアリーな雰囲気を演出します。
雨や汚れに強く、お手入れも簡単なため、普段使いのバッグとして重宝します。
フールトゥ
シンプルながら洗練されたデザインのトートバッグです。
高級感のあるキャンバス地とレザーの組み合わせが特徴で、内側にはポケットも備えた実用的な造り。
片面にエルメスのロゴが刺繍されており、控えめながらブランドアピールも可能です。オフィスでも違和感なく使える上品なデザインで、ビジネスシーンでの活用度も高いアイテムです。
エブリン
コンパクトながら必要十分な収納力を持つショルダーバッグです。
特徴的なH型の金具とシンプルなデザインは、カジュアルからセミフォーマルまで幅広いシーンで活躍。
レザーは傷がつきにくく、型崩れしにくい上質な素材を使用。ストラップの長さも調節可能で、クロスボディでの使用もできる実用的な仕様です。
入手困難なバッグ3つ
エルメスの代表的なバッグの中でも、特に入手が難しいとされる3つのモデルを紹介します。
バーキン
エルメスを代表する最高峰のバッグです。
1984年に女優のジェーン・バーキンとの機内での出会いがきっかけで誕生し、以来、世界中のセレブリティに愛され続けています。
サイズは25、30、35、40cmがあり、30cmが最も人気。
素材はトゴ、クレマンス、エプソンなど、カラーは定番のブラック、ゴールド、エトゥープから、季節限定のポップなカラーまで豊富です。
価格は素材やサイズによって異なりますが、レザーモデルで約200万円から。入手には複数回の来店履歴と、相応の購入実績が必要とされています。
ケリー
1930年代に「サック・ア・デペッシュ」として誕生し、1956年にグレース・ケリーが愛用したことで「ケリーバッグ」と呼ばれるようになりました。
バーキンと並ぶエルメスの象徴的なバッグです。
フロントのストラップが特徴的で、サイズは25、28、32、35cm。素材やカラーバリエーションも豊富で、職人の手作業による美しいステッチワークは見る者を魅了します。
価格はレザーモデルで約200万円から。バーキン同様、購入には継続的な来店と購入実績が求められます。
コンスタンス
1959年に誕生した、エルメスを代表するショルダーバッグです。
フロントの「H」型の金具が特徴的で、デイリーユースからフォーマルシーンまで幅広く活躍します。
サイズはミニ、24、エバーカラー(18)などがあり、ストラップの長さも調節可能。
比較的コンパクトなサイズ感と実用性の高さから、若い世代にも人気です。
バーキン・ケリーなどの枠バッグと比べると入手のハードルは若干低めですが、それでも 購入実績が必要になります。
エルメスで購入後に後悔しがちなことと注意点3つ
エルメスでの初めてのお買い物は、憧れと不安が入り混じるもの。
エルメスは他ハイブランドにない独特な暗黙ルールがあります。お買い物に失敗しないために、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
1.月々の予算を決めておく
エルメスでの買い物は、長期的な視点で計画を立てることが重要です。
理由は、あなたが欲しいバッグの人気が高ければ高い程、ある程度長期的かつ定期的な購入実績を積む必要があるからです。

早くお目当てのバッグを手に入れたいからといって、闇雲にお買い物するのは危険です。
理由は、エルメスでのお買い物はつい、金銭感覚がバグってしまいがちです。「実績のために」や「これはエルメス内ではお手頃かも」と高価なアイテムにすら感じてしまうのです。
まずは月々の貯蓄額を決め、無理のない範囲で積み立てていきましょう。
憧れのアイテムを手に入れる喜びは大きいですが、家計を圧迫してしまっては本末転倒ですよね。
2.確実に使うもの・使わないものを判別する
一点一点のアイテムが高額なエルメスだからこそ、購入前に自分のライフスタイルと照らし合わせることが大切です。
「レアなものが店頭に並んでいるから」という理由と、そのアイテムに出会えた高揚感で購入に至るのは危険です。
普段の服装や行動範囲、使用頻度を具体的にイメージしてみましょう。
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3.「お買い物は楽しむもの」精神を忘れない

一通りエルメスで欲しいアイテムが揃ってきたのに「バーキンが欲しいから、今月も実績のためにお買い物しよう」と無理に買うものを模索しているのは危険サインです。
近年では欲しいバッグ購入には、同額以上の購入実績が必要と囁かれています。
たとえば、バーキンを購入のためには概算でも200万円以上の人気以外のアイテムをエルメスで購入する必要が出てくる計算になりますね。
200万円の購入実績を積み上げて、運よくバーキンに出会えて購入した際の購入総額は400万円を超えます。

200万円以上購入したからと言って必ずバーキン・ケリーなどの入手困難バッグが紹介される保証はありません。
もし、確実に希望スペックのバッグを購入したい場合は、信頼できるエルメス専門店での購入を検討しましょう。具体的には、ギャラリーレアは特に口コミも多く、高評価されています。
エルメス専門店や中古品は、プレ値と言われる高値で取引されがちですが、エルメス直営店での購入実績を考慮するとトントンになる可能性すらあります。

エルメスバッグを最短で入手する方法3つ
エルメスのバッグを購入するのは簡単ではありませんが、以下の4つの方法を活用することで、より早く理想のバッグを手に入れることができます。
1.海外で購入する
海外のエルメス直営店では、日本のエルメス直営店の販売手法とは異なり、抱き合わせ購入で希望バッグを手に入れられた事例が多くあります。
具体的には、欲しいバッグの希望スペックを店員さんにリクエストすると、「○○を購入したら出す」「○○円分購入してね」等を店員さんから提案されてそれに対応するイメージです。
もし欲しいバッグがバーキン・ケリーなどでない場合は、目に見えて購入するハードルがわかりやすいので、海外で購入する選択肢を持つとよいかもしれませんね。
とはいえ、エルメスは攻略が難しいブランドです。一概には言えないため、旅行先のエルメス情報を事前に調べた上で、店舗に合わせた作戦を練って渡航するのがおすすめです。
2.希望のスペックは絞りすぎない
カラーやサイズ、素材など、細かい条件を限定しすぎると入手までの時間が大幅に延びる可能性があります。
理由は、エルメスでは上顧客ほど希望スペックのバッグを短期間で案内され、段階的により下層になるにつれて希望スペックのバッグは待たされるという説があります。
つまり、特に人気の定番カラーや、季節限定の特別なカラーは競争率が高くなります。
「素材・カラー・金具の色・内縫い外縫い」など細かくスペックを絞るのではなく、「○○以外なら購入しても良い」と潔く「買わないスペック」を決めておくことでより早くほしいバッグに巡り合える確率を上げられるでしょう。
3.中古品の購入も視野に入れる
信頼できる老舗の中古ブランド店やエルメス専門店と呼ばれる真贋鑑定済のショップの活用も視野にいれましょう。
メリットは手っ取り早く希望スペックのバッグを購入できるだけではなく、廃盤モデルや限定品は中古市場でしか手に入らないケースもあります。
注意点は、購入前には必ず販売店の評判や保証内容の確認です。
万が一偽物だとわかった場合の返金対応があるのか、運営元が安全で口コミが多くあるかなども判断材料として下調べした上で利用しましょう。

初めてエルメスを買う際によくある質問
エルメスで1番入手困難なバッグは?
エルメスの中で最も入手が難しいのは、バーキンとケリーの2つのバッグです。
購入までに数年かかることも珍しくなく、いきなり店舗に行っても購入できる可能性は限りなくゼロに近いと思っておいた方がいいでしょう。
これらのバッグは、熟練の職人による手作業で1つ1つ丁寧に作られるため、生産数に限りがあるためです。
希望のカラーや素材・大きさのスペックのものを購入するには、店舗での購入には一定の購入履歴が必要とされています。
初来店でも、人気バッグを買える?
初来店でバーキンやケリーなどの人気バッグを購入することは、残念ながらほぼ不可能と思っておいた方がいいでしょう。
しかし、ガーデンパーティやピコタンロック、エブリンなどのバーキンなどと比べると比較的入手しやすいバッグであれば、在庫状況次第で購入できる場合があります。
まとめ|入手困難アイテムこそ二次流通がおすすめ
わたしは、エルメスのケリーが欲しくてエルパトを始めました。
しかしエルメスの独自ルールともいえる購入実績を積む必要があることを知り、二次流通で中古のケリー購入に至りました。
エルメスは中古市場でもプレ値と言われる、定価以上の価格で販売しているのがほとんどです。
わたしも定価以上の価格で購入しましたが、初めから直営店で購入実績を積んで購入する場合の総額と比較するとトントンなのではないかなと感じます。
高額品こそ、余生の逆算で日割り計算を算出すると早めに買ってガシガシ使うほどコストパフォーマンスが良いのでおすすめです。